結局、オタクに帰結する

舞台が好きで、若手俳優が好きで

舞台 文豪とアルケミスト3感想

はーい、どーもです!


刀ミュ天狼傳再演がコロナ陽性により、東京公演が中止になり、ダメージをおっています…。
誰も悪くない。
誰もが罹る可能性があり、きちんとした体制で発表され最善の対応を行おうとしているのが伝わります。
それでも、"中止"という二文字は重くて悲しいです。
これ以上広がらず、再開できる日を待ち続けます。







さて、そんな情報が流れた中行われた文劇3。
本当に観劇できてよかった!!

1は円盤。2は劇場。と見てきたので、3も劇場で観れて嬉しいです!!
2の振り返りはまた書きますが、文アルのゲーム自体は実はしていなくて…舞台の演出と脚本が好きになって見ています。


2の感想としては、少年誌のような爽やかさと熱さがあって「いいもの観たな」と実感しました。
3もそんな感じかな~と行ったのですが……




全 然 違 う!!!



先に観た友達から「パンチがすごい!」と連絡がきましたが、パンチどころの騒ぎじゃない。

最初はわちゃわちゃしてて、可愛いなぁ!と思ってたし、戦闘シーンも銃が多いから銃声が迫力あって楽しかったのに、どんどん不穏になっていって、「大丈夫だよね?大丈夫だよね?」と思っていましたが、大丈夫ではなかった。



太宰さんは、芥川先生絡みだ泣くシーン多かったですね。元々、芥川先生にクソデカ感情抱いているとはいえ、違和感が最初からありまして……まぁ、その答えはラストで見つけられました。モウ ワタシハ ワカラナイ。

芥川先生、唯一皆勤おめでとうございます。顔がよすぎて大好きです(ド直球)憧れの白秋さんがいるということで、テンション上がってて「かわい~!わかりみ~!」と半分同類見ているようでした(笑)殺陣がどんどん上手くなっていますね!あと、上から落ちるシーン2回あって、ハラハラしました。

白秋さんは、初ですね。
ほんと菩薩かよ……。優しくて周りをよくみていてびっくりしました。あと、二丁拳銃すっごいかっこいいね!中の人的には、テニミュ1st以来でお久しぶりでしたが、いい演技でした!(何様)いやぁ、最初侵蝕されて敵側についたとき、目のハイライト消えてた!え?そんな簡単に消える?ってぐらいゾッとしました。

朔太郎くん。
今回も可愛かったですね。前回は「僕なんて…僕なんて…」て感じでしたが、今回は同じ一派がいるからか「俺たちがいれば最強だ!」感がありましたね(笑)可愛さは相変わらず。

犀星くん。
今回初でしたが、すごくよかった!中の人的にも私は好きなんですが、よく似合ってた(笑)「白さん」呼び…いいな!あと、アクロバット観れて満足です!偶然、双眼鏡で見ていたときだったので、テンションあがりましたね。
笑顔から苦しみまで色んな表情観れてよかったです。

中原中也
愛をこめての呼び捨て(笑)なんで、この人なんだろうなーって思ってたら太宰のフォローしてくれてて、一番の苦労者かと(笑)一人で潜書したり、芥川に言伝てしたり、君が影のMVPだよ!最後の「俺、孤独じゃないじゃん」のとこはダメだった。

乱歩さん。
前回は戦闘シーンなかったので、今回は観れてよかったです(笑)あの独特なセリフ回し好きなんですよね~!

館長
割愛。いや、演技とかすごかったし迫力もあったんだけど、キャラとしてなんて言えばいいか答えが見つからない。





いつも、大千穐楽後にネタバレ込みで書きますが、今回は明確なネタバレなしで。


なぜなら、まだ私自身が言葉にできるほど消化できていないから。



ふわっと抽象的な表現になりますので、ご注意を。







ほんとさー!!!
びっくりびっくりどどん!!だよ!


一言で言うなら
「ブルータス!!お前もか!!!!」


もう、あんなこと刀ミュ刀ステでお腹いっぱいです。
でも、これならわからなかったことが線で結ばれる。
なぜ、1作目にでていた太宰があんなにわかっていなかったのか。OPも3作とも全員が倒れる描写があって不思議でしたが、ここに繋がるんですね……。
最後が最初に繋がるとか見たことあるー!


芥川先生の「何回、何十回の絶望を繰り返してきたと…」のセリフに私も絶望した。
芥川先生記憶あるの…?何回繰り返したの…?業が深い。最初、犀星さんと朔太郎くんと3人でキャっキャしてたのに……


館長のあり方は…まぁ、予想ついてた(笑)
急に出てくるしね!あんな「みんなに優しいですよ~私~」みたいな奴は十中八九裏切るんだよ!(偏見)
でも、考え方としては嫌いではなかった。確かに全体主義の中で、突出する個は邪魔だよな。基本、「そういう考え方あるよな~」の人なので。


だからといって、没年順に倒すとか鬼畜かよ。
上から垂れ幕降りてきたときは息止まったし、サァー…と血の気引いた。絶望を絶望で上塗りするってこういうことだよな。(演出的には大好きです。グッジョブ!)



いや、ほんと誰が予想した!?
これ、(一部かどうかは別として)1つの区切りの作品だと。1.2.3のOP流れたときは「オワタ/(^o^)\」と思いましたね。(色んな意味で)


観終わった後、なんというか……話の流れとしてバッドエンドではないのに、なんともいえない悲しさと絶望とわずかな希望が混ざりあったような感情でした。

でも、この感情を知ってる…そうだ



「『刀ステ 悲伝』のときと同じだ」



そう気づいたときはある意味落ち込みましたけどね(笑)


(説明しよう!『刀ステ 悲伝』とは刀ステシリーズ一部の完結作。私は、円盤は買ったが1回しか見れず、その1回もOPで大号泣、本編も泣いたり情緒不安定で今後もう見れないだろう…と察した作品。)



そんな感じで、まさかの大作でした。
(本当に現場入れてよかった)

色々合う合わないがある作品だと思いますが、私は好きですね。(ちょっと駆け足みはありますが)
文劇は、特に演出が好きで見ているので、紙がバサッと落ちたり、本を持って読む描写があって嬉しかったです。


また、2の振り返りはしますが、私自然派すっごく好きになんです!!
メインの話見たいなって!!
中の人が3観に行ってて可能性あるぞ!と期待しているのに!!
続いてください……本当に……

ていうぐらいには、こらからも文劇応援します!